年率と実質年率の違いとは?年率の計算方法を詳しく解説します。

金利を自分で計算するメリット紹介!

キャッシング 実質年率の計算法 イメージ画像

「利息がどれくらいか知りたい…。」そんな風に考えているあなたは、お金ときちんと向き合っていてえらい!と私は思います。私がキャッシングを利用したときは金利のことまで考える余裕がなかったので、後になってずいぶんと余計に金利を払ってしまったなと気づきました。

 

いま借りているお金、もしくはこれから借りようと思っているお金は計算したら金利はどれくらいなのだろう?と気になっている。そんな時は実質年率をもとに、自分で利息を計算してみましょう。

 

計算の方法を一度知ってしまえば難しくないので、ぜひすぐにでもやってみてください!

実質年率は1年借りた時の利息

実質年率とは?1年間借入したときの利息。年に元金の〇〇%の金利がかかりますよ、ということ。 説明画像

キャッシングでお金を借りると、返済のときに金利がかかります。お金を借りる手数料、レンタル料のようなものですね。

 

年率というのは、借りたお金=元金を1年間借りていた場合にかかる金利のことをいいます。年利ともいいます。

 

年率と実質年率は何が違う?

キャッシング会社のサイトにかかれている実質年率という単語ですが、これは年率(年利)とは少し違う意味合いがあります。実質年率は、キャッシング会社が貸したお金に対して年利に加えてもろもろの諸費用なども全部含んでますよ、という意味です。

 

どの会社も利息は年率で書かれていますが、実際は借りた日数分だけの金利になるのでムダがないんですよ。

年率の計算方法

実質年率を使った金利の計算式

金利は実際に計算してみたほうがわかりやすいです。今回は、三井住友銀行グループの消費者金融プロミスの実質年率で見てみましょう。

 

金利の計算式は以下の通りです。

金利=元金×実質年率÷365日×借りた日数

これは、元金×実質年率÷365日でまず1日あたりの金利がでます。ここに借りた日数をかけると、借りた期間にかかる金利がわかるわけです。実質年率はパーセント表記なので、計算するときは数字に直しましょう。例えば18%は18÷100で0.18になります。

 

例:プロミスで一ヶ月10万借りると…

プロミスの実質年率は4.5%~17.8%です。計算は上限の17.8%でします。10万円を借入、30日後に返済する場合。

 

10万円借入金額 × 0.178実質年率 ÷ 365日 × 30日借入日数1,463円利息

 

10万円借りたとき、1か月後に一括で返済する場合は10万円と金利1,463円を合わせた、101,46円を支払いするということになります。

 

ちなみにプロミスでは初めての利用だと「30日間金利ゼロキャンペーン」があるので、キャンペーン内に返済すれば利息ゼロで借入できます。

お得にキャッシングをしたいのなら

キャッシングではじめてお金を借りるとき、月々返済する最低金額が決まっていて、それで良しとしてしまう人もいると思います。昔の私がそうだったのですが、数千円で設定されているので返済が楽だと思いがちなのです。

 

しかし、返す回数を自分で決め、それにあわせた金額を返済していくことを今の私はおすすめします。そうでないと金利をとんでもなくムダに支払うことになってしまうからです。

Excelを使って計算

エクセルを使った金利の計算スクリーンショット

パソコンのエクセルを使うと、月々の返済額とその元金と金利の内訳をバンっと計算することができるので、お金を借りてからの返済の状況がとてもクリアにシミュレーションできます。ちょっとややこしく感じるかもしれませんが、深く考えずにやってみてくださいね。

 

今回の計算に使うエクセルの関数は2種類です。

  • 元金の計算→PPMT関数
  • 月々の金利の計算→IPMT関数

関数についての詳細の説明は省きます。

 

キャッシング返済表の作成手順

実質年率18%で10万円を借りて1年で返済する場合でシミュレーションしてみます。
オレンジ→セル青→入力する文字列

  1. A1セルに「返済回数」、B1セルに「年率」、C1セルに「毎月の返済額」、D1セルに「元金分」、E1セルに「金利(利息)分」、F1セルに「借入残高」と入力
  2. A2セルからA14セルまで、縦に「0」~「12」の数値を入力
  3. B2セルに「18%」と入力
  4. B3セルに「=B2」という数式を入力
  5. F2セルに「100000」と入力
  6. D3セルに「=-PPMT(B3/12,A3,MAX(A:A),$F$2)」という数式を入力
  7. E3セルに「=-IPMT(B3/12,A3,MAX(A:A),$F$2)」という数式を入力
  8. C3セルに「=D3+E3」という数式を入力
  9. F3セルに「=F2-D3」という数式を入力
  10. B3セルからF3セルをまとめて選択し、B14からF14の行までドラッグしてオートフィル

完成!!年率や借りる金額、返済期間が変わっても数字を変えるだけで応用できます。

 

おまけ:毎月○円なら何回払い?の計算

逆に、毎月の返済額を決めて何回の支払で返済できるかを出す方法もあります。上で説明した表を書き換えればOK!

 

10万円を18%の年率で全12回で返済するケース、毎月の支払額9,168円を15,000円にしたい場合、何回払いになるかを知りたい時などに使えますよ。
オレンジ→セル青→入力する文字列

  1. 先ほどつくった表C3セルを「=-PMT(18%/12,A14,100000)」に書き換えます。
  2. C3セルを選択した状態で、「ツール」(EX2007の場合は「データ」タブ-「what-If分析」)-「ゴールシーク」
  3. 次のように入力します。
    • 数式入力セル → C3
    • 目標値 → 15000(毎月の支払希望額)
    • 変化させるセル → A14
  4. OKで結果がA14に出てきます。何回払いかを確認したら、キャンセルをクリックすると元に戻ります。

キャッシング方法で年率が違う?

キャッシングの方法には、クレジットカード、銀行のカードローン、消費者金融とありますが、これらには実質年率の違いもあります。

クレジットカードは年率が高い

年利が一番高いのはクレジットカードです。クレジットカードのキャッシング機能はそれがメインではないので、高めに設定されています。

 

だいたい実質年率15%~18%ほどです。(ゴールドカード会員だと、下限金利が3%台まで下がるカードもあります。)

銀行と消費者金融は同じくらい

一方、銀行と消費者金融の実質年率は同じくらいです。だいたい年利3%~18%程度。

 

昔は銀行カードローンが安かった

以前は消費者金融のほうが高い年利のことが多かったのですが、銀行で借りる人が多くなり、多重債務者が増えたことで銀行が自主規制をはじめたり、貸金業法の整備があったりして、いまは同じくらいになりました。

金利負担を安く抑える方法

キャッシングの年率を安く抑えるポイント! イメージ画像

お金が必要でキャッシングをするわけですが、家族に秘密でキャッシングをする人にとっては、返済の負担もできるだけ少なくしたいところですよね。私のキャッシング経験上いえるポイントは3つ!

  • 上限金利の違いを比較して低いところを選ぶ
  • 30日金利0円などのキャンペーンがある消費者金融を利用する
  • 繰り上げ返済をどんどんしていく

詳しくはこちらに書いてあるので、読んでみてくださいね。


 

返済の延滞に要注意!

返済が遅れると金利が余計にかかるイメージ画像

キャッシングを利用するとき、少額を借りて一括で返済するのとは違い、ある程度まとまったお金になると毎月自動引き落としで返済する方法を選択する人が多いと思います。

 

自動引き落としの返済でありがちなミスが、自動引き落としされる口座に入っているお金が足りなくて返済の引き落としができないという事態です。そうなると、実は金利が余計にかかってしまうことになるのです!

単利と複利

金利のかけ方には単利と複利という2種類があります。2つの違いは以下の通り。

単利:「元金」に金利がつく
複利:「元金+金利」に金利がつく

単利と複利では、返済額に違いが出てきます。
例えば、10万円を年率18%で借りた場合で比較してみます。

 

単利のシミュレーション

1年間そのまま経過したときの支払う金額は、元金10万円と利息の18,000円で118,000円です。2年目も利息は同じため、2年間借りたとしたら支払額は136,000円になります。

 

複利のシミュレーション

1年間は単利と同じ、元金10万円と利息18,000円で118,000円です。2年目は、「元金+金利」に金利がつくので、118,000円×0.18=21,240円が利息となって、支払額は139,240円となります。

 

単利と複利の差額は大きい!

例ではおおよそ3,000円も利子の差があります。同じ条件で借りても、金利のかけ方の違いで支払う金額がこんなに変わってしまいます。

 

多くのキャッシング会社は単利です。毎月返済していけば残っている元金が減っていくので、それに対して利息も減っていくかたちになります。

 

ただ返済が遅れてしまうと、スムーズに元金が減らないことになってしまうのです。

返済が遅れたら遅延損害金が発生!

キャッシングの通常の返済額の内訳は、

  • 元金
  • 「前回の支払後の残金×実質年率」の利息

です。

 

これがもし返済に遅れてしまうと、返済額の内訳が変わります。

  • 元金
  • 「前回の支払後の残金×実質年率」の利息
  • 遅延損害金

遅延すると、遅延なしで各キャッシング会社が定めている毎月最低支払う金額(最少返済額)で毎月返済している場合より、元金が減らないということになります。つまり「通常よりも元金が減らない=次回の利息が本来よりも増える」ということです。

 

金利が増える以外のデメリットも

他にも、なんども延滞を繰り返すと信用情報機関にその情報が残るので、後々クレジットカードが作れなかったり、ご主人名義の住宅ローンでも配偶者の情報として審査に通らなかったりという悪影響も出たりします。

 

家族に秘密でキャッシングしている場合、遅延がきっかけで家族にバレる可能性も。遅延にはくれぐれも注意しましょう!

 

年率を知れば返済計画が立てられる

実質年率というものを知れば、自分で計算して金利を知ることができます。エクセルを使えば、さらに返済のシミュレーションも可能です。

 

キャッシング会社のサイトでもシミュレーションはできます。借りる金額や期間など、これからのご自分に合ったプランを立てる参考にしてみてくださいね。

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